家業を引き継ぐときにやってはいけない5つのこと

〜トラブルを防ぐ承継術〜

こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)で
創業・売上アップ・集客支援をしている
MSPパートナーの阿部勇来です。

今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。

それでは、本題です。

 


「継いだけど、うまくいかない…」そんな声が増えています

家業を引き継いだものの、

「親と意見が合わない」
「常連さんに言いづらい」
「変えたいのに変えられない」

と、悩んでいる後継者が少なくありません。

特に、個人事業として長年続いた家業では、
感情や人間関係が絡む“見えないトラブル”が起こりやすいのです。

 

今回は、家業を引き継ぐ際に「これはやっちゃダメ!」という
5つのNG行動と、それを避けるためのポイントをお伝えします。

 

❌ NG①:「全部ガラッと変えようとする」

「古いやり方はもう通用しない!」
「もっと今風に変えたい!」

その気持ち、よくわかります。

でも、一気に全部変えると、親や常連さんの反発を招くことがあります。

 

✔ どうすればいい?

まずは「今ある良さ」を整理すること。

たとえば、

・地域に根付いたメニュー
・長年通ってくれる常連さんとの関係
・親の世界観やストーリー

こうした“財産”を活かしつつ、
少しずつ、自分の色を足していく形が安心です。

 

❌ NG②:「親と本音で話さない」

親に遠慮してしまい、

「本当は変えたいけど、言い出せない」
「相談しても怒られそうで黙っている」

そんなまま進めてしまうと、後で大きなすれ違いになります。

 

✔ どうすればいい?

一度、“家業の将来”についてじっくり話す場を持ちましょう。

ただし、

・タイミングを選ぶ(忙しいときはNG)
・「否定」ではなく「提案」の形で伝える
・可能なら第三者(ファシリテーター)を入れる

ことで、感情的な衝突を避けることができます。

 

❌ NG③:「契約やお金のことを曖昧にする」

家族だからといって、

「契約はあとでいいよ」
「お金のことは口約束で」

というのは、トラブルの元になります。

 

✔ どうすればいい?

・引継ぎ内容を明文化する(設備・仕入れ・売上など)
・「覚書」や「契約書」を作る
・可能なら税理士や行政書士にも確認してもらう

ことが大切です。

「信頼してるからこそ、ちゃんと整理する」
という姿勢が、後々の安心につながります。

 

❌ NG④:「常連さんに何も伝えない」

代替わりしたのに、常連さんには何も言わず、
ある日いきなりメニューや接客が変わっていたら…?

お客さんも戸惑い、不信感が生まれてしまいます。

 

✔ どうすればいい?

「代を継ぐごあいさつ」を丁寧に行いましょう。

・感謝と引継ぎの想い
・親のスタイルを引き継ぐ部分
・自分のやりたい方向性

を伝えることで、ファンが離れずに残ってくれます

手紙、SNS投稿、店内ポスターなどもおすすめです。

 

❌ NG⑤:「一人で全部抱え込む」

「親にも言えない」
「地域の人に相談しにくい」
「誰にも頼れない…」

そうやって、ひとりで悩みを抱えてしまう後継者も多いです。

でも、孤立はモチベーションを奪います

 

✔ どうすればいい?

・壁打ち相手を持つ
・同じ立場の人とつながる
・専門家に相談してみる

ことで、気持ちが整理され、前に進みやすくなります。

MSPパートナーでも、後継者専用の壁打ち支援を行っています。

 

まとめ|“やらないこと”を意識することも大切です

承継は「始まり」であり、「再設計」のタイミングです。

✔ 全部変えようとしない
✔ 親と本音で話す
✔ お金や契約を曖昧にしない
✔ 常連さんにちゃんと伝える
✔ 一人で抱え込まない

これらを意識するだけで、安心して家業を継ぐ土台が整います。

 

「継いでよかった」と思える未来のために、
今できる準備を少しずつ進めていきましょう。

 

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