客数×単価×リピートの分解思考

〜庄内ビジネスで売上を上げるために見直す3つの視点〜

こんにちは。
山形県庄内エリア（酒田市・鶴岡市）を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
“MSPパートナーの阿部勇来（あべゆうき）”です。

地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。

今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。

それでは、本題です。

「売上を上げたい」と思ったときに大事な考え方

「今のままでは不安…」
「売上を増やしたいけど、何から手をつけたらいいかわからない」

そんなふうに感じている方にこそ、
まず知ってほしいのが「分解思考」です。

売上は「なんとなく上がるもの」ではなく、
分解して、それぞれを少しずつ改善することで上がっていくものです。

売上＝客数 × 客単価 × リピート回数

この式は、マーケティングの基本中の基本で、
アメリカの有名コンサルタント「ジェイ・エイブラハム」も提唱しています。

この3つを少しずつ良くするだけで、
トータルの売上は大きく変わってきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1】客数を増やす｜まず知ってもらい、来てもらう

「そもそもお客さんが少ない…」という場合は、
まず“認知”を広げ、来店のきっかけを増やすことが大切です。

たとえば：

• 地域紙・チラシ・ミニ広告の活用
• SNSでの発信（特にInstagramやLINE）
• Googleビジネスプロフィール（GBP）の整備
• 友人・知人からの紹介導線を設計

庄内では、まだまだ紙媒体やクチコミも強力な集客手段です。
オンラインとオフラインをうまく組み合わせるのがポイントです。

【2】客単価を上げる｜価値に合った提案をする

単価を上げる＝値上げと思われがちですが、
お客さんに「納得してもらえる提案」ができれば、自然に単価は上がります。

たとえば：

• セットメニューやオプション提案
• 期間限定・数量限定の商品企画
• 「自分へのご褒美」提案
• 小さなグレードアップ（例：ワンランク上の材料使用）

鶴岡のとあるサロンでは、
「今月だけのご褒美プラン」を出したところ、
客単価が20％上がり、リピート率も向上したという事例があります。

【3】リピート回数を増やす｜また来たくなる仕組みをつくる

庄内のような地域密着型ビジネスでは、
“リピートこそが売上安定のカギ”です。

リピートを増やすには：

• LINEで空き状況やクーポンを配信
• 来店後に「次回予約」のご案内
• 回数券や定期利用プランの導入
• 季節ごとの限定キャンペーンの設計

酒田のある整体院では、
「3回セットの初回プラン」を導入したことで、
最初の3回でしっかり信頼を得て、その後も継続利用が増えました。

【実践例】全部を一気にやらなくていい

「売上を30％増やしたい」と思っても、
一気に30％アップを狙うのは大変です。

でも、

• 客数を10％増やす
• 客単価を10％上げる
• リピート回数を10％増やす

これだけでも、トータルで30％以上の売上アップになります。

小さな改善の積み重ねが、大きな成果につながるのです。

まずは“自分の今”を見える化しよう

大切なのは、自分のビジネスの現状を「数字」で見える化すること。

• 月に何人来ているか？
• 平均いくら使ってくれているか？
• リピート率はどれくらいか？

この3つがわかるだけでも、
「どこに手をつけるべきか」が自然に見えてきます。

まとめ｜分解して考えれば、売上は動かせる

売上は“気合”でどうにかなるものではありません。

分解して、一つずつ改善する。
それが現実的で、再現性のある売上アップの方法です。

「なんとなく不安…」という方こそ、
一度“数字で考える視点”を持ってみましょう。

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