公的支援は“登山口”までのサポート
創業準備
2025年5月5日
〜創業後につなげるための考え方〜
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
“MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)”です。
地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
公的支援は「スタート地点」までの伴走
創業支援として、
- 商工会や支援機関の創業相談
- 補助金や融資
- 創業セミナーやスクール
- 創業計画書の作成支援
こうした公的支援は、創業希望者にとってとても心強い味方です。
でもここで一つ、覚えておいてほしいことがあります。
それは、
公的支援は“登山口”までのサポートにすぎないということです。
「創業=ゴール」ではなく、「創業=出発点」
よくある勘違いがこちらです。
- 創業セミナーを受けた=準備完了!
- 融資が通った=もう安心!
- 補助金をもらった=うまくいく!
でも、実際のビジネスはここからが本番。
お金をかけてお店を開いても、
集客ができなければ、売上は立ちません。
素晴らしいサービスを準備しても、
お客さんに届かなければ、価値は生まれません。
公的支援を受けて創業にたどり着くことは、
あくまで登山でいう“登山口”に立っただけなのです。
なぜ「創業後」の支援が必要なのか?
開業して間もない方からよく聞く声があります。
- 「準備まではサポートがあったけど、その後どうしていいかわからない」
- 「創業後にすぐ売上が上がると思っていたけど、現実は違った…」
- 「計画書をつくったはずなのに、実際はうまくいかない」
このように、“創業遭難”や“創業迷子”になる方が少なくありません。
本来必要なのは、
「創業後も見据えた支援」や「実行のフォロー」です。
創業後につなげるために大切な3つの視点
① ビジネスモデルを“現実に落とし込む”
計画書やセミナーで「こういうビジネスをやりたい」と思い描いたものが、
現実の市場やお客さんの反応とズレることはよくあります。
創業後は、
“動きながら調整する柔軟さ”が求められます。
- 商品の見せ方
- 価格帯
- 集客の導線
これらを、現場の反応をもとに見直していくことが重要です。
② 集客の導線を“仕組み”としてつくる
「いい商品がある=売れる」ではありません。
売上が安定するには、
- 見込み客を集める仕組み
- 関係を深める仕組み
- 行動につなげる仕組み
といったマーケティング導線の設計が不可欠です。
ここを整えておかないと、
「どう集めればいいかわからない」状態が続いてしまいます。
③ 信頼できる“伴走者”とつながる
創業後は孤独です。
相談相手がいないまま試行錯誤し、
時間もお金も消耗してしまうことも少なくありません。
だからこそ、
ビジネス視点で伴走してくれる存在が大切になります。
MSPパートナーでは、公的支援後のステップアップとして、
「動ける仕組み」や「売上につながる行動設計」を一緒に整える支援を行っています。
まとめ|登山口に立ったあと、どんなルートを描くか?
創業はゴールではなく、スタート地点です。
公的支援を活用して登山口に立ったあと、
どんなルートで、どんな装備で、誰と一緒に登るか?
これを考えることが、ビジネスを育てるための第一歩です。
制度はありがたいですが、
制度“だけ”に頼るのではなく、
“その先”まで見据えた視点を持っておくことが大切です。
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創業支援の“その後”を一緒に見据え、
実行できるステップへと後押しします!