公的支援は“登山口”までのサポート

〜創業後につなげるための考え方〜

こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
“MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)”です。

地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。

今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。

それでは、本題です。

 

公的支援は「スタート地点」までの伴走

創業支援として、

  • 商工会や支援機関の創業相談
  • 補助金や融資
  • 創業セミナーやスクール
  • 創業計画書の作成支援

こうした公的支援は、創業希望者にとってとても心強い味方です。

でもここで一つ、覚えておいてほしいことがあります。

それは、
公的支援は“登山口”までのサポートにすぎないということです。

 

「創業=ゴール」ではなく、「創業=出発点」

よくある勘違いがこちらです。

  • 創業セミナーを受けた=準備完了!
  • 融資が通った=もう安心!
  • 補助金をもらった=うまくいく!

でも、実際のビジネスはここからが本番。

お金をかけてお店を開いても、
集客ができなければ、売上は立ちません。

素晴らしいサービスを準備しても、
お客さんに届かなければ、価値は生まれません。

公的支援を受けて創業にたどり着くことは、
あくまで登山でいう“登山口”に立っただけなのです。

 

なぜ「創業後」の支援が必要なのか?

開業して間もない方からよく聞く声があります。

  • 「準備まではサポートがあったけど、その後どうしていいかわからない」
  • 「創業後にすぐ売上が上がると思っていたけど、現実は違った…」
  • 「計画書をつくったはずなのに、実際はうまくいかない」

このように、“創業遭難”や“創業迷子”になる方が少なくありません。

本来必要なのは、
「創業後も見据えた支援」や「実行のフォロー」です。

 

創業後につなげるために大切な3つの視点

 

① ビジネスモデルを“現実に落とし込む”

計画書やセミナーで「こういうビジネスをやりたい」と思い描いたものが、
現実の市場やお客さんの反応とズレることはよくあります。

創業後は、
“動きながら調整する柔軟さ”が求められます。

  • 商品の見せ方
  • 価格帯
  • 集客の導線

これらを、現場の反応をもとに見直していくことが重要です。

 

② 集客の導線を“仕組み”としてつくる

「いい商品がある=売れる」ではありません。

売上が安定するには、

  • 見込み客を集める仕組み
  • 関係を深める仕組み
  • 行動につなげる仕組み

といったマーケティング導線の設計が不可欠です。

ここを整えておかないと、
「どう集めればいいかわからない」状態が続いてしまいます。

 

③ 信頼できる“伴走者”とつながる

創業後は孤独です。

相談相手がいないまま試行錯誤し、
時間もお金も消耗してしまうことも少なくありません。

だからこそ、
ビジネス視点で伴走してくれる存在が大切になります。

MSPパートナーでは、公的支援後のステップアップとして、
「動ける仕組み」や「売上につながる行動設計」を一緒に整える支援を行っています。

 

まとめ|登山口に立ったあと、どんなルートを描くか?

創業はゴールではなく、スタート地点です。

公的支援を活用して登山口に立ったあと、
どんなルートで、どんな装備で、誰と一緒に登るか?

これを考えることが、ビジネスを育てるための第一歩です。

制度はありがたいですが、
制度“だけ”に頼るのではなく、
“その先”まで見据えた視点を持っておくことが大切です。

 

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実行できるステップへと後押しします!