創業計画書は“提出書類”じゃない


〜個人事業主が成果を出すための使い方とコツ〜

こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
**MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)**です。

地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。

今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。

それでは、本題です。

 

「創業計画書=提出書類」だと思っていませんか?

創業融資を申し込む際、多くの方が
「とにかく提出するために書くもの」
と思ってしまっています。

でも、実はこの認識こそが創業後に苦労する原因のひとつなんです。

創業計画書は、提出することが目的ではなく、事業を軌道に乗せるための“経営の設計図”です。

特に、個人事業主や小さなお店の方にとって、
“行動を支える道しるべ”として使えるかどうかで成果が大きく変わります。

 

成果につながる創業計画書の“使い方”とは?

① 書いて終わりにせず、何度も見直す

計画書は「作って提出して終了」ではありません。
むしろ開業後こそ、定期的に見返すことで意味を持ちます。

  • 売上目標に対して今どのくらい?
  • 予定していた集客手段は機能している?
  • 商品・サービスの強みは活かせている?

定期的に読み返すことで、行動の軌道修正がしやすくなります。

 

② チラシ・SNS・営業トークの“核”にする

創業計画書の「事業概要」や「ターゲット」「強み」の部分は、
そのまま**発信や接客に使える“言語化された価値”**です。

  • 自己紹介文やプロフィール
  • チラシやホームページの打ち出し方
  • お客さんに伝える“選ばれる理由”

こうしたところで迷わないためにも、創業計画書で価値を整理しておくことが重要です。

 

③ 計画を“実行可能なスケジュール”に落とし込む

計画書には大まかな事業の流れを書きますが、
それを**「いつ・何を・どの順番でやるか?」に変える**ことで、行動に移しやすくなります。

  • 1ヶ月目:SNS開設、LINE整備、プレオープン
  • 2ヶ月目:チラシ配布、クチコミ導線づくり
  • 3ヶ月目:継続サービスの導入 など

このように「やることカレンダー」として活用すれば、目の前の行動に集中できます。

 

創業計画書は“ビジネスの軸”をつくるツール

創業後は、日々の業務に追われて軸がブレやすくなります。
そんなときに頼れるのが、自分自身で書いた“経営の地図”=創業計画書です。

  • 想いや理念
  • サービスの魅力
  • 数字の目標
  • 進むべき方向

これらが1枚にまとまっているからこそ、判断に迷ったときの**“よりどころ”になります。**

 

まとめ|創業計画書は、未来の自分と事業のために使うもの

「提出のために書く」から「成果を出すために使う」へ。
この視点の転換こそが、成功する個人事業主の共通点です。

  • 行動の軸として使う
  • 発信や営業に活かす
  • 定期的に見直して改善する

これらを意識して、“生きた創業計画書”を持ちましょう。

 

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