創業計画書は“提出書類”じゃない
創業準備
2025年4月25日
〜個人事業主が成果を出すための使い方とコツ〜
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
**MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)**です。
地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
「創業計画書=提出書類」だと思っていませんか?
創業融資を申し込む際、多くの方が
「とにかく提出するために書くもの」
と思ってしまっています。
でも、実はこの認識こそが創業後に苦労する原因のひとつなんです。
創業計画書は、提出することが目的ではなく、事業を軌道に乗せるための“経営の設計図”です。
特に、個人事業主や小さなお店の方にとって、
“行動を支える道しるべ”として使えるかどうかで成果が大きく変わります。
成果につながる創業計画書の“使い方”とは?
① 書いて終わりにせず、何度も見直す
計画書は「作って提出して終了」ではありません。
むしろ開業後こそ、定期的に見返すことで意味を持ちます。
- 売上目標に対して今どのくらい?
- 予定していた集客手段は機能している?
- 商品・サービスの強みは活かせている?
定期的に読み返すことで、行動の軌道修正がしやすくなります。
② チラシ・SNS・営業トークの“核”にする
創業計画書の「事業概要」や「ターゲット」「強み」の部分は、
そのまま**発信や接客に使える“言語化された価値”**です。
- 自己紹介文やプロフィール
- チラシやホームページの打ち出し方
- お客さんに伝える“選ばれる理由”
こうしたところで迷わないためにも、創業計画書で価値を整理しておくことが重要です。
③ 計画を“実行可能なスケジュール”に落とし込む
計画書には大まかな事業の流れを書きますが、
それを**「いつ・何を・どの順番でやるか?」に変える**ことで、行動に移しやすくなります。
- 1ヶ月目:SNS開設、LINE整備、プレオープン
- 2ヶ月目:チラシ配布、クチコミ導線づくり
- 3ヶ月目:継続サービスの導入 など
このように「やることカレンダー」として活用すれば、目の前の行動に集中できます。
創業計画書は“ビジネスの軸”をつくるツール
創業後は、日々の業務に追われて軸がブレやすくなります。
そんなときに頼れるのが、自分自身で書いた“経営の地図”=創業計画書です。
- 想いや理念
- サービスの魅力
- 数字の目標
- 進むべき方向
これらが1枚にまとまっているからこそ、判断に迷ったときの**“よりどころ”になります。**
まとめ|創業計画書は、未来の自分と事業のために使うもの
「提出のために書く」から「成果を出すために使う」へ。
この視点の転換こそが、成功する個人事業主の共通点です。
- 行動の軸として使う
- 発信や営業に活かす
- 定期的に見直して改善する
これらを意識して、“生きた創業計画書”を持ちましょう。
\無料で相談できます!/
「創業計画書を書いたけど、活かし方がわからない…」という方へ。
LINE登録からお気軽にご相談ください。
あなたの想いや事業を“動かす力”に変えるサポートをしています!