家業を引き継ぐときにやってはいけない5つのこと
事業承継・第二創業
2025年6月23日
〜トラブルを防ぐ承継術〜
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)で
創業・売上アップ・集客支援をしている
MSPパートナーの阿部勇来です。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
「継いだけど、うまくいかない…」そんな声が増えています
家業を引き継いだものの、
「親と意見が合わない」
「常連さんに言いづらい」
「変えたいのに変えられない」
と、悩んでいる後継者が少なくありません。
特に、個人事業として長年続いた家業では、
感情や人間関係が絡む“見えないトラブル”が起こりやすいのです。
今回は、家業を引き継ぐ際に「これはやっちゃダメ!」という
5つのNG行動と、それを避けるためのポイントをお伝えします。
❌ NG①:「全部ガラッと変えようとする」
「古いやり方はもう通用しない!」
「もっと今風に変えたい!」
その気持ち、よくわかります。
でも、一気に全部変えると、親や常連さんの反発を招くことがあります。
✔ どうすればいい?
まずは「今ある良さ」を整理すること。
たとえば、
・地域に根付いたメニュー
・長年通ってくれる常連さんとの関係
・親の世界観やストーリー
こうした“財産”を活かしつつ、
少しずつ、自分の色を足していく形が安心です。
❌ NG②:「親と本音で話さない」
親に遠慮してしまい、
「本当は変えたいけど、言い出せない」
「相談しても怒られそうで黙っている」
そんなまま進めてしまうと、後で大きなすれ違いになります。
✔ どうすればいい?
一度、“家業の将来”についてじっくり話す場を持ちましょう。
ただし、
・タイミングを選ぶ(忙しいときはNG)
・「否定」ではなく「提案」の形で伝える
・可能なら第三者(ファシリテーター)を入れる
ことで、感情的な衝突を避けることができます。
❌ NG③:「契約やお金のことを曖昧にする」
家族だからといって、
「契約はあとでいいよ」
「お金のことは口約束で」
というのは、トラブルの元になります。
✔ どうすればいい?
・引継ぎ内容を明文化する(設備・仕入れ・売上など)
・「覚書」や「契約書」を作る
・可能なら税理士や行政書士にも確認してもらう
ことが大切です。
「信頼してるからこそ、ちゃんと整理する」
という姿勢が、後々の安心につながります。
❌ NG④:「常連さんに何も伝えない」
代替わりしたのに、常連さんには何も言わず、
ある日いきなりメニューや接客が変わっていたら…?
お客さんも戸惑い、不信感が生まれてしまいます。
✔ どうすればいい?
「代を継ぐごあいさつ」を丁寧に行いましょう。
・感謝と引継ぎの想い
・親のスタイルを引き継ぐ部分
・自分のやりたい方向性
を伝えることで、ファンが離れずに残ってくれます。
手紙、SNS投稿、店内ポスターなどもおすすめです。
❌ NG⑤:「一人で全部抱え込む」
「親にも言えない」
「地域の人に相談しにくい」
「誰にも頼れない…」
そうやって、ひとりで悩みを抱えてしまう後継者も多いです。
でも、孤立はモチベーションを奪います。
✔ どうすればいい?
・壁打ち相手を持つ
・同じ立場の人とつながる
・専門家に相談してみる
ことで、気持ちが整理され、前に進みやすくなります。
MSPパートナーでも、後継者専用の壁打ち支援を行っています。
まとめ|“やらないこと”を意識することも大切です
承継は「始まり」であり、「再設計」のタイミングです。
✔ 全部変えようとしない
✔ 親と本音で話す
✔ お金や契約を曖昧にしない
✔ 常連さんにちゃんと伝える
✔ 一人で抱え込まない
これらを意識するだけで、安心して家業を継ぐ土台が整います。
「継いでよかった」と思える未来のために、
今できる準備を少しずつ進めていきましょう。
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