「継ぐけど変える」庄内で第二創業を成功させる見直しステップ
事業承継・第二創業
2025年8月27日
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)で
創業・売上アップ・集客支援をしている
MSPパートナーの阿部勇来です。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
事業承継は“ゴール”ではなく“第二のスタート”
庄内(酒田・鶴岡)には、長年続く商店や飲食店、家業を受け継ぐ方が少なくありません。
しかし「継ぐこと」が目的になってしまい、次の一歩を考えられずに迷うケースも多いのです。
実際には、事業承継はゴールではなく “第二創業”のスタートライン。
守る部分と変える部分を見極めることで、新しい価値を生み出すチャンスになります。
第二創業でよくある失敗例
承継したばかりの方から、こんな声をよく聞きます。
🟥 そのまま続けているが売上が減っている
🟥 昔からのお客さんはいるが、新規が入らない
🟥 SNSやLINEなど新しい集客に手をつけられていない
つまり「変えずに守るだけ」では、時代に合わずに事業が縮小してしまうのです。
逆に「一気に全部変える」と、既存のお客さんが離れてしまうリスクもあります。
だからこそ大切なのが、「継ぐけど変える」バランスです。
第二創業を成功させる見直しステップ
では、庄内で第二創業を成功させるために、どんなステップが必要でしょうか。
① 守るべき価値を明確にする
まず大事なのは「引き継ぐべき価値」を整理すること。
・長年のお客さんが愛している商品やサービス
・地域とのつながりや信頼関係
・屋号やブランドの歴史
これらを残すことで「安心感」と「信頼」を守ることができます。
② 時代に合わせて変える部分を見つける
次に必要なのは「時代に合わせて変える部分」。
・集客導線をSNSやLINEに広げる
・ホームページや予約システムを導入する
・メニューやサービスの見せ方を今のニーズに合わせる
酒田・鶴岡のお客さんも、ネットで検索してからお店を選ぶ時代。
ここを見直すだけで新規顧客の流れが変わります。
③ 自分らしい要素を加える
第二創業の醍醐味は、「自分らしさを加えること」です。
たとえば…
・親世代が和食店を営んでいた → 地元ワインを加えて若い世代にも広げる
・昔ながらの理容室 → 女性向けメニューを導入して客層を広げる
「継いだ+自分の色」が重なることで、新しい強みが生まれます。
実践の流れ|第二創業を動かすステップ
実際に取り組むときは、次のように整理すると進めやすいです。
- 【現状把握】売上・お客さん・強みを分析する
- 【守る部分の決定】残すべき価値を明確にする
- 【変える部分の設計】集客導線やサービスを見直す
- 【小さく実験】SNS投稿や新メニューを試す
- 【改善と定着】反応の良いものを仕組みにする
特に庄内では「口コミ」や「紹介」が強い力を持ちます。
小さく実験しながら改善していくことが、成功の近道です。
庄内での第二創業は“進化”のチャンス
酒田や鶴岡で事業を継ぐことは、地域に根ざした信頼を受け継ぐこと。
それは大きな強みです。
そこに、自分らしいアイデアや現代の導線を加えることで、
「守り」から「攻め」へと事業を進化させることができます。
まとめ|継ぐけど変える、が成功の鍵
✔ 事業承継は“第二の創業”のスタートライン
✔ 守る部分と変える部分を見極める
✔ 自分らしさを加えて新しい価値を作る
これが、庄内で第二創業を成功させるための基本ステップです。
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