小さな庄内ビジネスでも実現できる！

〜売上アップの基本公式〜

こんにちは。
山形県庄内エリア（酒田市・鶴岡市）を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
“MSPパートナーの阿部勇来（あべゆうき）”です。

地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。

今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。

それでは、本題です。

売上アップ＝努力ではない？

「もっと頑張らなきゃ売上が上がらない」
「気合が足りないのかもしれない」

そう感じる方も少なくありません。

ですが、実際には、売上アップは根性や気合だけでは続かないのが現実です。
大切なのは、「がんばり方の方向性を整えること」。

そのためにまず知っておいてほしいのが、売上の基本公式です。

売上の公式を知れば、改善点が見えてくる

売上は、次の公式でできています。

売上 ＝ 客数 × 客単価 × 購入回数

この式は、アメリカの有名コンサルタント、ジェイ・エイブラハムが提唱した考え方で、
どんな業種にも当てはまる「ビジネスの基本のき」です。

たとえば…

• 1ヶ月で100人が来店し（客数）
• 1人が2,000円使ってくれて（客単価）
• それが月に2回あれば（購入回数）

→ 売上は 100 × 2,000 × 2＝40万円 になります。

このように分解すると、
「売上が上がらない原因はどこにあるのか？」が見えてくるようになります。

実例｜庄内での改善事例

酒田市でネイルサロンを営むAさん。
月の売上が25万円で伸び悩んでいました。

数値を見てみると、

• 客数：50人
• 客単価：5,000円
• 購入回数：1回／月

つまり 50 × 5,000 × 1＝25万円

ここで、次の改善に取り組みました。

• Instagramで予約投稿を強化 → 新規客10名追加
• ケア用品の紹介 → 平均単価＋1,000円
• 来店時に次回予約の声かけ → 月1.3回へ向上

結果として、
60人 × 6,000円 × 1.3回＝46.8万円
売上は約1.8倍にまでアップしました。

数字を見ることで、「どこに力を入れるべきか」が明確になります。

売上は“8つの要素”に細かく分けられる

さらに、MSPパートナーではこの売上を以下のように細分化して考えます。

【客数の改善】
① 見込み客を増やす（SNS・チラシなど）
② 新規客を増やす（体験・紹介など）
③ 見込み客を新規に転換（LINE誘導・特典活用）

【客単価の改善】
④ 購入点数を増やす（セット提案・回数券）
⑤ 商品単価を上げる（高単価商品の設計）

【購入回数の改善】
⑥ 購入頻度を上げる（次回予約・定期案内）
⑦ 購入間隔を短くする（キャンペーン活用）
⑧ 流出客を減らす（リマインド・フォロー）

このように細かく分解すると、
「どこから改善するか」がより具体的に見えてきます。

小さな改善が、大きな成果につながる

売上アップ＝すべてを一気に変える必要はありません。

たとえば…

• SNSの投稿にLINE登録を加えるだけで「見込み客」が増える
• POPやメニューを見直すだけで「客単価」が上がる
• お会計時に「次回のご案内」をするだけで「購入回数」が上がる

こうした小さな改善を重ねることが、売上アップへの確実な道筋です。

庄内のように、地域のつながりが強いエリアでは、
派手な広告よりも、丁寧な関係づくりの方が長く支持されることも多いです。

まとめ｜売上は「気合」より「仕組み」でつくる

売上が伸びないときに、ただ「もっとがんばろう」と思うだけでは、気持ちも体力も消耗してしまいます。

大切なのは、売上の公式に基づいて「やるべきこと」を整理すること。

• 客数
• 客単価
• 購入回数

この3つを見直すだけで、あなたのビジネスの景色が変わります。

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あなたのビジネスに合わせて、“売れる仕組み”を一緒につくっていきましょう！！