選ばれるお店がやっている“差別化”の考え方
マーケティング
2025年5月10日
〜価格競争に巻き込まれない方法とは?〜
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
”MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)”です。
地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
値下げをしても、お客さんは増えない…
「近くのお店が安くしたから、うちも価格を下げた」
「割引キャンペーンをやっても、リピートにつながらない」
こうしたお悩み、地域ビジネスではよくあります。
でも本当に大切なのは――
“値段”で選ばれることではなく、“理由”で選ばれること。
今回は、価格競争に巻き込まれないための「差別化」の考え方を、わかりやすくお伝えします。
差別化とは「違いを見せること」ではなく「理由を伝えること」
差別化と聞くと、「他と違うことをしなきゃ」と思いがちですが、
実は本質はそこではありません。
“この人には、これが必要”と思ってもらえる理由を作ること。
これが差別化の本質です。
「他より安い」「他にはない商品がある」ではなく、
“この人にとっては、あなたのお店がベスト”という関係性を作ることが大切なのです。
価格競争から抜け出す差別化の3つの視点
① ターゲットを絞ることで、「選ばれる理由」が生まれる
万人に届けようとすると、誰の心にも届かなくなります。
【例】
・「子育てママのためのリラックス整体」
・「自分時間を大切にしたい女性専用のプライベートサロン」
“この人のためのサービスです”と伝えることで、
価格ではなく「共感と安心」で選ばれるお店になれます。
② 自分の想いや価値観を発信する
サービスは真似できても、あなたの“想い”は誰にも真似できません。
・なぜこの仕事を始めたのか
・どんな想いでお客さんと向き合っているのか
・どんな未来を一緒に作りたいのか
こうした“ストーリー”を伝えることで、
「この人にお願いしたい」という選ばれる理由が生まれます。
③ お客さんの“体験価値”を設計する
ただ商品やサービスを売るのではなく、
「どんな時間を過ごせるか」「どんな気持ちになれるか」を意識してみてください。
【例】
・丁寧に話を聞いてもらえた
・小さな気づかいが嬉しかった
・また会いたくなる笑顔だった
商品そのものよりも、“その場での体験”が記憶に残り、再来・紹介へとつながります。
まとめ|値段ではなく、価値で選ばれるお店へ
価格を下げるのは簡単ですが、
それでは一時的にしか選ばれません。
地域で長く続けるためには、
・誰に届けるのか?
・どんな想いでやっているのか?
・どんな体験を届けられるのか?
この3つを整えることで、
「また行きたい」「ここじゃなきゃ」と言われるお店になります。
\無料で相談できます!/
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“選ばれる理由”を一緒に見つけて、整えていきましょう!