「なんでも屋さん」に見られていない?
MSP・価値観・理念
2025年7月9日
〜庄内ビジネスの強みの磨き方〜
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)で
創業・売上アップ・集客支援をしている
MSPパートナーの阿部勇来です。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
「なんでもできます」が逆に伝わらない理由
庄内でビジネスをしていると、
「お客さんの要望には全部応えたい」
「どんなニーズにも柔軟に対応したい」
そんな気持ちから、
「なんでもやります」「何でもご相談ください」と言いたくなりますよね。
でも実は、それが“選ばれない理由”になることも。
お客さんからすると、
- 「結局、何が得意なのかわからない…」
- 「自分に合っているか判断できない…」
と迷わせてしまうのです。
庄内(酒田・鶴岡)のような地域では、
「この人に頼めば間違いない」と思ってもらえる“強みの打ち出し”が特に重要です。
今回は、“なんでも屋さん化”を防ぎながら、
あなたのビジネスの強みを磨いていく方法をお伝えします。
【1】「強みを磨く=捨てることではない」
まずお伝えしたいのは、
強みを絞ることは、他を切り捨てることではないということです。
強みとは、「一番最初に伝える特徴」であり、
「そこから広がっていく入り口」でもあります。
たとえば…
- 鶴岡の美容室 → 「40代女性の髪の悩みに特化」
- 酒田の整体 → 「肩こり専門・短時間で整える施術」
このように「何を中心にしているか」が見えるだけで、
お客さんの選びやすさはグッと高まります。
結果として、他のメニューや相談も自然に増えていくのです。
【2】強みを磨くための3ステップ
ステップ①|自分が喜ばれた瞬間を振り返る
まずは「どんな時に一番感謝されたか?」を思い出してみましょう。
たとえば…
- 「忙しい中でも短時間で施術してくれて助かった」
- 「子ども連れでも安心して来られた」
- 「価格より“話しやすさ”で選びました」
こうした“お客さんからの声”の中に、
あなたの強みのヒントがたくさんあります。
ステップ②|ペルソナ(理想のお客さん)を明確にする
庄内のような地域密着型ビジネスでは、
「誰に届けたいか」を明確にすることが強みの絞り込みにつながります。
例:
- 酒田で育児中のママ
- 鶴岡で仕事を頑張る40代女性
- 庄内で介護を支える家族
このように絞ることで、
「その人のためのサービス設計」が可能になります。
ステップ③|“選ばれる言葉”に変換する
単なる特徴ではなく、
「お客さんが“選ぶ理由”として納得できる言葉」に整えることが大切です。
たとえば…
❌「いろんな施術ができます」
✅「短時間で効果を実感。忙しい方のための整体です」
❌「地域の素材を使っています」
✅「庄内産野菜のやさしい味で、家族の健康をサポート」
“その人にとっての価値”として伝えることが、
共感と選ばれる力につながります。
【3】伝える場所ごとに“強み”を一貫させよう
どれだけいい言葉を考えても、
伝える場所でバラバラだと信頼感は育ちません。
だからこそ、
- LINE
- SNS(Instagram・Facebook)
- チラシ・メニュー表
- ホームページ
すべてにおいて一貫したメッセージ・打ち出しを整えることが大切です。
特に庄内では「口コミ」や「紹介」も多いため、
「○○のお店=あれが得意」とイメージされやすい状態をつくるのがポイントです。
まとめ|“自分だけの強み”が庄内で選ばれるカギ
庄内(酒田・鶴岡)でビジネスを続けていくには、
“なんでもやる”よりも“これなら任せて”と言えることが強みになります。
- 喜ばれた瞬間を振り返る
- 理想のお客さんを明確にする
- 言葉を整えて一貫して伝える
この流れを通して、「選ばれるビジネスの設計図」を整えていくことができます。
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