「とりあえず埋めた」は危険!創業計画書によくある失敗3選

こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
**MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)**です。

地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。

今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。

それでは、本題です。

 

「とりあえず全部書きました」では危ない

創業相談の場でよくあるのが、

  • 「なんとなく数字を入れました」
  • 「ターゲット欄は、とりあえず“20〜60代の女性”って書きました」
  • 「事業内容は“地域の人を元気にするため”にしました」

一見、書けているように見えても…
こうした“とりあえず”の創業計画書は、あとで困る可能性が非常に高いです。

今回は、実際によく見かける「創業計画書の失敗例」を3つに絞ってご紹介します。

 

失敗①:数字に根拠がない

❌ よくあるケース

「売上は月30万円くらいで、経費は10万円くらい…」

融資の審査をする側や、実際に創業後に行動する本人にとって、
“なんとなく”の数字では信頼も計画性も感じられません。

✅ 改善のヒント

  • 単価 × 客数 = 売上
  • 家賃、水道光熱費、人件費など、具体的な見積もりを入れる
  • 「その数字がどこから出てきたか?」を説明できるようにする

数字は“見せるため”ではなく“使うため”のものです。

 

失敗②:「ターゲット」が広すぎる or 曖昧

❌ よくあるケース

「20〜60代の女性を対象にしています」
「地域のすべての方に来てほしいです」

気持ちは分かります。でも、これでは誰にも刺さらない計画になってしまいます。

✅ 改善のヒント

  • 実際に来てほしいお客さんの“顔”を思い浮かべる
  • 年齢・性別だけでなく、「どんな悩みがある人か?」で絞る
  • その人に届く発信内容・導線設計まで想像する

誰に届けるかが決まれば、何をどう伝えるかも自然と決まっていきます。

 

失敗③:サービス内容がふんわりしている

❌ よくあるケース

「地域の人を笑顔にしたい」
「癒しと元気を届けたい」

想いは大事。でも、それだけでは事業としての差別化や実行計画が見えてきません。

✅ 改善のヒント

  • 「何を」「誰に」「どうやって」届けるかを具体的に書く
  • 他店とどう違うのか?強みはどこか?も明記する
  • 提供メニュー・時間・料金・導線なども想定する

実際の行動につながるくらいの具体性を持たせましょう。

 

まとめ|“とりあえず”では、創業後に必ず苦しくなる

創業計画書は、融資のための書類ではなく、
あなた自身のビジネスを成功させるための設計図です。

「とりあえず埋めた」では、
創業後に迷い、ブレて、後悔する場面がきっと出てきます。

逆に言えば、
きちんと向き合って作った創業計画書は、最強の道しるべになります。

 

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