「とりあえず埋めた」は危険!創業計画書によくある失敗3選
創業準備
2025年4月22日
こんにちは。
山形県庄内エリア(酒田市・鶴岡市)を中心に、
創業・売上アップ・集客支援を行っている
**MSPパートナーの阿部勇来(あべゆうき)**です。
地域で挑戦する事業者さんが、
理想のお客さんが自然と集まる仕組みをつくれるよう、
“実践”にこだわってサポートしています。
今日もブログをお読みいただき
ありがとうございます。
それでは、本題です。
「とりあえず全部書きました」では危ない
創業相談の場でよくあるのが、
- 「なんとなく数字を入れました」
- 「ターゲット欄は、とりあえず“20〜60代の女性”って書きました」
- 「事業内容は“地域の人を元気にするため”にしました」
一見、書けているように見えても…
こうした“とりあえず”の創業計画書は、あとで困る可能性が非常に高いです。
今回は、実際によく見かける「創業計画書の失敗例」を3つに絞ってご紹介します。
失敗①:数字に根拠がない
❌ よくあるケース
「売上は月30万円くらいで、経費は10万円くらい…」
融資の審査をする側や、実際に創業後に行動する本人にとって、
“なんとなく”の数字では信頼も計画性も感じられません。
✅ 改善のヒント
- 単価 × 客数 = 売上
- 家賃、水道光熱費、人件費など、具体的な見積もりを入れる
- 「その数字がどこから出てきたか?」を説明できるようにする
数字は“見せるため”ではなく“使うため”のものです。
失敗②:「ターゲット」が広すぎる or 曖昧
❌ よくあるケース
「20〜60代の女性を対象にしています」
「地域のすべての方に来てほしいです」
気持ちは分かります。でも、これでは誰にも刺さらない計画になってしまいます。
✅ 改善のヒント
- 実際に来てほしいお客さんの“顔”を思い浮かべる
- 年齢・性別だけでなく、「どんな悩みがある人か?」で絞る
- その人に届く発信内容・導線設計まで想像する
誰に届けるかが決まれば、何をどう伝えるかも自然と決まっていきます。
失敗③:サービス内容がふんわりしている
❌ よくあるケース
「地域の人を笑顔にしたい」
「癒しと元気を届けたい」
想いは大事。でも、それだけでは事業としての差別化や実行計画が見えてきません。
✅ 改善のヒント
- 「何を」「誰に」「どうやって」届けるかを具体的に書く
- 他店とどう違うのか?強みはどこか?も明記する
- 提供メニュー・時間・料金・導線なども想定する
実際の行動につながるくらいの具体性を持たせましょう。
まとめ|“とりあえず”では、創業後に必ず苦しくなる
創業計画書は、融資のための書類ではなく、
あなた自身のビジネスを成功させるための設計図です。
「とりあえず埋めた」では、
創業後に迷い、ブレて、後悔する場面がきっと出てきます。
逆に言えば、
きちんと向き合って作った創業計画書は、最強の道しるべになります。
\無料で相談できます!/
「数字が苦手…」「自分の考えがまとまらない…」という方も大丈夫。
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